いや、ほら、なんつーの?いろいろあるじゃん、この歳になると。ブログ?あーそうそう、コレね。うん。ブログだわ。まあ、そんな感じ。気分はすっかりジャンヌ・ダルク。さあいくわよみんな。ついてらっしゃい!!
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おつかれー。
はいおつかれー。
みんなおつかれー。
仕事とかおつかれー。
学校とか部活とかおつかれー。
人間関係におつかれー。
上下関係におつかれー。
恋愛とかおつかれー。
さあさあ、みんなここで気兼ねなく休んでってー。
癒されちゃってー。
でもその前に一つ。
今「恋愛とかおつかれー」に反応したそこのあんた。
あれ、私?みたいな顔してるそこのあんた。
結構可愛い顔したそこのあんた。
恋愛に疲れるって、どんだけ贅沢なのー?
もーいい加減にしないとほんとぶっ飛ばすよー。
夕日に向かって声出しさせるよー。
なんてねー。
今日は機嫌がいいから許しとくわー。ほんと首の皮一枚だからねー。今後気ぃ付けろよー。
そんなこんなで、
じゃ始めっぞー。(オーー!!)
いやね、ワタシ常々思うんですよ。
NOと言える人間でありたいと。
日頃から意志が弱いと言われる中、ワタシだけは胸を張ってNOと言える日本人でありたいと。
ワタシぐらいのレベルになってくるとね、外国のお方相手にニコニコ笑って「YES!YES!」なんて言ってるとどんな目に合うかぐらい容易に想像できるわけ。
もう気付いたときにはすげークラブとかに連れてかれてたりして、
もう外国のお方はノリノリでダンスとかしちゃってて、
その横で呆然と立ち尽くすか弱いジャップ(ワタクシ)
「HEY!LET`S DANCE!!」とか言われて、とりあえず両手両足をくねくねと気味悪くくねらせるワタシ。
「HEY!サイコーにクールだぜ!」と外国のお方。
「そ、そう?」と必死にタコのような動きをするワタシ。
ビールとかガブガブいっちゃう系。
そして宴は朝まで続く。
こえー。YESこえー。
この一言で、あっという間にアメリカンになっちゃうとこだったわ。
ほんと、そんなの困っちゃう。
朝はトーストとオレンジジュースしか食べれないし。
夜は夜で毎晩ステーキだし。
蛇口ひねったらスライム出てくるし。
ゴーストバスターズ出動しなきゃだし。
ほんと困るわー。
そんな未来予知能力もあって、やっぱり日頃から胸を張って(コレが大事)「NO!」と言えるように心がけているんですけど、
こないだね、電車乗ってたら正面に立った男の人と目が合ったんですよ。
日本人で、同い年ぐらい。
その彼がワタシを見て言うんですよ。
「あれ、ササキ?」
おっと。と思いました。
「あー、やっぱり。ササキー。久しぶりー!」
彼ってばね、もう喜んじゃって。
すごい笑顔なんですよ。
なんか久しぶりらしいんですよ彼にとって。
何がってもう断然ササキですよね。
ササキ以外に見当たりませんもんねこの状況で。
「ササキっしょー?おれおれ、高校で一緒だったコイズミ。二年とき一緒だったさ」
一歩進んで、何なら握手でもしましょうか?って雰囲気でコイズミが寄ってくるんですよ。
ワタシも雰囲気でにっこり笑顔作ってたりして、久しぶりーみたいな雰囲気、出してるか出してないかっていったら、やっぱ出してた。
出してないって言って、神様に誓えますかって訊かれたらやっぱり誓えねえ。
出してた、間違いなく。
そう、わかるでしょう?
まず、ササキじゃねえんだ。
悪いけど、ワタシササキじゃねえ。
ほんと申し訳ないけど、どこをつついてもササキは顔を出さない。
ササキ神隠し。
しかしそんなことお構い無しにコイズミったらよく喋る。
口はさむ暇がねえ。
もうね、ササキが無口なやつだと祈るほか無い。
で、少し話してから、
「あれ、おめーササキだよね」
なんつってコイズミが再確認してくるわけ。
これはチャンスだと。
最初で最後のアタックチャンスだとね。
そりゃあコイズミには悪いけど、すごい久しぶりなんだろうけど、やっぱワタシはササキではないわけで、ここは一つがつんとね、彼の目を覚まさせてやろうと思いまして。
出てきた言葉が、
「・・・・・・うん、まあね」
いやー、
まさかこんな言葉が出てくるなんてね。
この口には怒りをとおり越して呆れるわ。
まったくいつになったら仕事覚えんのよーって毎日叱ってるのにまたこれかよー何つって。
まあねってどのへんが?
まあねって、ササキが?
でもね、もしかしたらってことがあるわけじゃない。
そう万が一。
案外、ササキだったーみたいなことってあるかもしれないじゃん。
そりゃあ世の中何が起こるかわかりませんから。
うっかりササキだったわー。危なく勘違いするところだったわー、ってことがあるかもしれないわけで。
おめーササキだよって言われてそれを100%否定できるかっていったら出来ないと思います。
サ・サ・キー!サ・サ・キー!ってコールが起こって、ほら、おめーの番だぜなんて背中押されたらもう一か八かで出て行くしかないと思います。
しかしコイズミの喜びようといったら。
もうマシンガントークですよ。
やれあの頃の文化祭だとか。
やれ修学旅行だとか。
もうこっちはヒヤヒヤもんですよ。
まあ会話の8割は「久しぶりー」「みんなと会ってるー」だったのでなんとかなりはしたものの、LOSTシーズン2並みのハラハラ劇。
で、まあ下車駅が近づいてきたところでコイズミが言うわけ。
「その後、あいつとはどうなってんの?うまくやってんの?」
いきなりの抜き打ちテスト。
でもまあこっちは百戦錬磨のワタクシですから、さらっとね。
「まー五分五分だなー」
なんつって電車降りましたよ。
最後のコイズミ、微妙な顔してた。
コイズミごめんなー。
やっぱワタシササキじゃないっぽいわー。
いつか、ドッペルゲンガー並みに自分に似た人と出会うことがあったら、
「よおササキ」
つって先制攻撃しかけることにします。
こんなこともあったもんだから、これからは今まで以上にNOと言える日本人を目指して頑張ります。
でもまあ、今回は相手が日本人だったので、その辺はセーフの方向で。
←押してくれると盛り上がります。それはもう、見苦しいほどに。
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日々、もの凄い早さで過ぎていきます。
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